キャンパスライフ

2021年3月7日

【キャンパスのひと】ディズニーと生の体験への情熱 森川燿さん(文Ⅲ・1年)

ウォルト・ディズニーに感謝を込めて撮影 東京ディズニーシーにて(写真は森川さん提供)

 

ディズニー、生なる魅力

 

 「ディズニー好きの東大生」との触れ込み通り、取材では次々と固有名詞が飛び出た。「好きな作品は『塔の上のラプンツェル』と『アラジン』、次点で『ノートルダムの鐘』ですね。アラン・メンケンさんの音楽も好きです」。しかし、単に知識が豊富なだけではない。

 

 根源にあるのは「生の体験」への情熱だ。東大音楽部管弦楽団での打楽器演奏にも打ち込む。「人の笑顔を見られるのが生の価値ですよね」

 

 地方出身のため「東京ディズニーリゾート現地での経験はまだまだ」だそう。その分毎回の経験は大事にしているという。「遊園地の、日常と非日常の間だからこそ得られる安心感が好きなんです」。現在は地方創生や教育の場としての遊園地の可能性を模索中。目下は教育学部を目指す。夢を語るその姿の生き生きとした魅力もまた、文字だけではとても伝えきれない。

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