ビジネスとテクノロジーの架け橋に
ビジネスへの興味と「一番稼げそう」という理由から文Ⅱに入学。「安直でしたね(笑)」と振り返る。しかし大学入学後プログラミングの面白さに触れ、データサイエンスを理論から勉強したいと感じたことから進学選択で工学部計数工学科へ進学した。
現在は学科での勉強の傍ら、学外に開かれたデータサイエンスの講座の講師も務めている。「僕と同じようにプログラミングに興味がなかった人にその魅力を知ってもらえたらうれしいです」
学科の仲間のほとんどが大学院へ進学する中、金融業界への就職が決まっている。なんでも「ビジネスとテクノロジーの橋渡しをしたい」そう。アカデミアの成果を実際のビジネスの世界で実装し、新しい価値を社会に還元することが目標だ。
専門知識と、周りに流されない芯の強さ。その最強の組み合わせで金融業界に新風を吹き込んでください。
この記事は2020年10月20日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。
インタビュー:理論と社会実装の両輪回す 米国大から移籍のセンター長に聞く 小島武仁教授
インタビュー:コロナ禍の社会問題、求められる意識は 「社会活動家」の東大教員に聞く 湯浅誠特任教授
ニュース:硬式野球早大戦 継投実らず連敗 随所に好守・力投も
ニュース:日本学術会議任命拒否問題 14万筆超の署名提出
企画:19歳が見た中国③ 石橋を「叩く前に」渡る
企画:服に新たな価値観を コロナ禍で見直されるファッション
研究室散歩:@理論脳科学 岡田真人教授(東大新領域創成科学研究科)
火ようミュージアム:光ー呼吸 時をすくう5人
キャンパスのひと:長谷川貴大さん(工・4年)
※新聞の購読については、こちらのページへどうぞ。