キャンパスライフ

2020年8月28日

【キャンパスのひと】渡邊玲央(わたなべ・れお)さん(文Ⅲ・2年)

地元湘南のカフェにて(写真は渡邊さん提供)

 

揉め事、解決します

 

 国際結婚をした両親のもと海外に行く機会も多く、幼い頃から国際問題を肌身で感じていた。そのため、学生の視点から国際問題の解決法を議論する模擬国連に魅力を感じ、高校時代から取り組む。高2の時には全国大会で最優秀賞を受賞し国際大会まで進んだ。

 

 東大には教養学部の推薦入試で入学。受験に当たっても模擬国連で得た経験や問題意識を生かし「テロが起きた時どのような国際協調ができるのか」を分析した。

 

 現在は「外交官など平和構築に関わる職に就きたい」という夢のため国際関係を扱うゼミや講義にも積極的に参加する。「学習意欲の高い、見習いたい仲間ばかりです」

 

 議論の際はよく調整役に回るという。「自ら強く主張する方ではないけれど、他の人たちの意見が衝突したときは必ず僕が話をつけます」。穏やかで力強い語り口に、未来の敏腕交渉人の姿が見えました。


この記事は2020年8月25日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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キャンパスのひと:渡邊玲央さん(文Ⅲ・2年)

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