悩んだ末に得た決意
実業家の父を持ち、自分も学生の間に事業をと心に決め東大へ。しかし授業が面白くなく、大学を辞めると実家の家族に伝え、引き留められたほどだったという。
悩んでいたある夜、クラスメートたちとバチカンを舞台にした映画を見る。その中の1人の思い付きで1年生の夏、イタリアへ行くことに。訪れたフィレンツェでは素晴らしい美術・芸術の数々に感動。帰国後も美術への興味は続き、大学の授業では美術史を学ぼうと決めた。
普段は東京の街で、カプセルホテルに泊まって非日常を味わうのが好きなのだとか。「ホテルのベッドから起きられなくて、単位を落としたこともありますね(笑)」
学生の間に事業を始める目標は、京都におしゃれなカフェを持つことに具体化。将来も実業家を目指す。先の見えづらい挑戦にも大学で得る教養の広さは生きるはず。
この記事は2020年5月12日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。
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