ありのまま温和に交流
幼稚園から高校まで全て異国で過ごした国際人は、2歳で中国に渡って以来の日本暮らしを楽しんでいる。人にあふれた東京のにぎやかさが気に入り、日本語よりなじんだ英語で授業が行われるPEAKを選んだ。
バルセロナでの高校時代、スペイン人からは日本人と珍しがられることもあり「自分は普通な感じに振る舞わないといけない」と思っていた髙橋さん。少し変わっているというPEAK生の中で「自分はそのままでいいんだと思えました」とおっとりした様子で話す。同級生や先輩とは寮が一緒なことも多く、仲良くなりやすいのだとか。
最近は国際交流の学生団体に参加したり、サークルでホルン演奏を始めたりするなど交友をPEAK生以外にも広げている。「1人でいるのが好きじゃなくて」と髙橋さん。持ち前の穏やかさはどんな環境でも人を集めるはず。
取材・撮影【綿】