東大は3月25日、学内の新型コロナウイルス対策タスクフォースを31日付で解散すると発表した。
タスクフォースは、新型コロナウイルス感染症対策への組織的・集中的対処のため2020年2月28日に発足。①新型コロナウイルス感染症拡大防止のための統一的対応方針の策定②学内構成員に感染者が発生した際の対応③拡大防止のための学内構成員への情報提供─を行ってきた。しかし⑴設置当初のような危機管理的対応が必要な状況ではなくなった⑵個々人が新型コロナウイルス感染対策の知識を持ち、意識を共有できるようになった─などのことから東大は解散を決定した。
タスクフォース解散により「新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京大学の活動制限指針2022」「駒場Ⅰキャンパスにおける活動制限指針」も撤廃される。
東大本部広報課によると、今後新興・再興感染症の発生や急拡大で学内構成員の安全や学内の教育活動に支障が出た場合は、対策本部が再設置される。