東大本郷・柏両キャンパス間を結ぶシャトルバスが昨年11月12日から運休している。東大本部広報課によると運休の原因は経年劣化による車両故障で、運休は当面続くという。
このシャトルバス(Gorokuro Liner)の車両故障は昨年11月11日に発生した。利用者によると、翌12日に修理のため同月22日まで運休するとメールで連絡を受けたが、以降運行再開の連絡は来なかったという。東大本部広報課はこの理由について、当初は10日ほどで修理が可能と見込んでいたが、経年劣化した箇所が他にも多く見つかったためだとしている。現在、車両の更新も視野に入れ、運用実績などを踏まえGorokuro Linerの運用の在り方を再検討している。結論が得られるまではシャトルバスの修理を行わず当面運休とするという。利用者への代替手段は用意されていない。東大本部広報課はこれについて、柏の葉キャンパス駅と柏キャンパスを結ぶシャトルバスを用意しており、キャンパス間移動の利便性は確保できていると認識していると答えた。
Gorokuro Linerは両キャンパスを約1時間15分で結んでおり、1日2往復していた。試行運転を2016年11月に開始し、18年4月から本格運行を開始している。利用していたトヨタ・ハイエース(8人乗り)(写真)はバスとして利用する以前から東大の公用車として利用していた。
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