国内最大級のボート大会である第43回全日本大学選手権大会が9月22~25日、埼玉県戸田ボートコースで行われ、漕艇部は松垣開土さん(農・3年)が出場した男子シングルスカル(1人漕ぎ種目)と男子舵手付きフォア(舵手と4人の漕手が乗る種目)で決勝に進み、共に4位入賞した。東大が複数種目で決勝進出したのは、2000年以降初めて。
この大会では男子8競技、女子4競技が実施され、全国約80の大学から1400人ほどが参加。東大は男子の2競技で決勝に進出したほか、男子舵手付きペア(舵手と2人の漕手が乗る種目)でも、決勝進出はならなかったものの5位に入賞した。男子の大学別の総合順位は12位だった。
漕艇部対校主将の菱田卓志さん(経・4年)は「注力しているこの大会で2種目決勝進出を果たしうれしいが、メダル獲得や主力の男子エイト入賞はかなわず満足いくものではない。11月の全日本選手権でのメダル獲得、優勝に向け追い込みをかける」と話した。
この記事は、2016年10月25日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。
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