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2016年5月22日

硬式野球部、法大に10失点で大敗し最下位確定 勝ち点の行方は明日最終戦に

4番田口選手が2日連続で適時打を放つ(撮影・関根隆朗)
4番田口選手が2日連続で適時打を放つ(撮影・関根隆朗)

 

 硬式野球部(東京六大学野球)は5月22日、法政大学との2回戦を戦い、相手の猛攻の前に16安打を許し10点を奪われ大敗した。3回戦に勝利しても5位の早稲田大学を勝率で上回れないため、最下位が確定。東大は明日23日午後1時半ごろから、02年秋以来となる勝ち点を目指して法大との3回戦を戦う。第2試合では立教大学が明治大学に勝利して1勝1敗となり、明日の明大立大戦3回戦に勝利した方が優勝する。

 

東大|000103000|4

法大|22302010X|10

 

 先発は、昨年法大を相手に計10回を投げて1失点と好投し2勝の立役者になった柴田叡宙投手(育・3年)。しかし初回、先頭に出塁を許すと、1死一二塁から4番打者の左前打であっさり先制される。二回にも連打を浴びて2失点し、この回で降板。後を継いだ三木豪投手(農・4年)も3回で5失点を喫し大差を付けられる。

 三回まで無安打の打線は四回、1死から連打で一三塁の好機を作り、田口耕蔵選手(育・3年)の内野ゴロの間に1点を返す。六回にはヒットと2四球で1死満塁として再び打席には田口選手。1回戦で決勝打を放った4番打者の当たりは三遊間に飛び、内野安打で得点。なおも満塁から喜入友浩選手(育・4年)の内野ゴロと楠田創選手(育・3年)の右前打で2点を追加する。

楠田選手のタイムリーでこの回3点目を挙げる(撮影・関根隆朗)
楠田選手のタイムリーでこの回3点目を挙げる(撮影・関根隆朗)

 

 六回以降は救援陣が踏ん張って1失点にとどめるも、序盤の失点が重くのしかかる。法大の16安打10得点の猛攻の前にあえなく敗北し、勝ち点の行方は明日の3回戦に持ち越された。

 

(文・竹内暉英)

 

 

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