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2016年5月9日

硬式野球部 2本塁打浴び8失点、勝ち点逃す

七回表に代打の下雅意選手が適時打を放ち1点を返す(撮影・佐方奏夜子)
七回表に代打の下雅意選手が適時打を放ち1点を返す(撮影・佐方奏夜子)

 

 硬式野球部(東京六大学野球)は5月9日、立教大学との3回戦を戦い、2-8で敗れた。東大は初回に先制を許すと五回には一挙5点を失い、後半の追い上げも及ばず勝ち点の懸かった試合を落とした。次は5月21、22日に法政大学と最終節を戦う。

 

東大|000000101|2
立大|20005001X|8

 

 雨が降る中始まった試合、東大の先発は昨日の2回戦からの連投となった柴田叡宙投手(育・3年)。しかしその立ち上がり、無死一塁から本塁打であっさり2点を失う。二~四回は無安打に抑えるが、五回に2死二三塁から適時三塁打を浴び、点差は4点に。さらに四球で2死一三塁とされると、続く打者に6球目を右翼スタンドまで運ばれる。

 打線は制球良く投げ込む相手左腕の前に六回まで無安打に抑えられる。七回1死から山本克志選手(工・4年)がセンター前にはじき返し、ようやくチーム初安打。つないで2死一三塁とすると、代打の下雅意拓哉選手(農・4年)の適時打で1点を返す。さらに九回にも山本克志選手から3者連続のヒットで得点。七~九回に打線が奮起して計7安打を放つも、暴走でアウトを取られるなど2得点にとどまり反撃及ばず敗れた。

 

(文・竹内暉英)

 

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