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2016年5月8日

硬式野球部、立大に投打で完敗 勝ち点は明日の試合で

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六回表、連打を浴びた有坂投手(右)を喜入友浩選手(育・4年)が励ます(撮影・佐方奏夜子)

 硬式野球部(東京六大学野球)は5月8日、立教大学との2回戦を戦い、投打にいいところなく0-15で大敗した。東大は勝利すれば2002年以来の勝ち点だったが、投手陣が四死球10と乱れ今季最多の15失点。打線も14三振を喫して零封された。勝敗を1勝1敗とし、勝ち点を懸けて明日9日13時半ごろから立大との3回戦を戦う。

 

立大|010033602|15
東大|000000000|0

 

 先発の柴田叡宙投手(育・3年)は二回に四球と盗塁で無死二塁のピンチを招く。バントの構えを見せる相手打者に前進守備を敷くが、バスターで内野の頭を越され、先制される。さらに五回、2死から連続四球で一二塁とされると、続く打者への初球が甘く入り痛恨の3ラン。六回から登板した有坂望投手(文Ⅲ・2年)も連打で3点を失うと、七回には打者一巡の猛攻で6失点を喫し大差を付けられる。

 主軸2人がけがでスタメンから外れている打線は、相手右腕・田村伊知郎投手(4年)の最速149キロの直球を捉えられない。投手交代後の八回、九回にそれぞれ1死一二塁、1死一三塁の好機をつくるも、共に後続が断たれ完敗した。田村投手に3打数無安打に抑えられた山田大成選手(育・3年)は「今日は相手が良すぎた。今日のことは忘れて明日頑張りたい」と話した。14年ぶりの勝ち点が懸かる第3戦は明日、13時半ごろから神宮球場で行われる。

 

(文・竹内暉英)

 

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