硬式野球部(東京六大学野球)は9日、早稲田大学との開幕戦を戦い、両者無得点の九回裏に失点してサヨナラ負けした。東大は終盤の好機を生かせず九回まで無得点。先発の宮台康平投手(法・3年)は昨秋の王者を相手に八回まで無失点に抑えたが、最後は力尽きた。
東大|000000000|0
早大|000000001X|1
先発の宮台投手は立ち上がり、2失策で1死三塁のピンチを迎えるも、続く2者を三振と凡打に抑えて無失点で切り抜ける。二~三回に4者連続三振を奪うなど波に乗り、八回まで無失点に抑えた。
しかし打線は終盤の七回に2死満塁、九回に1死二三塁の好機を作るも後続が続かず九回まで無得点。その裏、宮台投手が2死から連打を浴び、サヨナラ負けした。宮台投手は毎回の13奪三振を奪う力投を見せるも、勝利にはつながらなかった。
(文・竹内暉英)
翌日の試合→ 硬式野球部、9安打放つも11残塁 8失点で2試合連続の完封負け
2015年4月9日 16:20 【修正】 最終段落「終盤の八回に2死満塁」を「終盤の七回に2死満塁」と訂正しました。
2015年4月11日 16:20 【修正】 写真の撮影者を「竹内暉英」から「関根隆朗」に訂正しました。