硬式野球部(東京六大学野球)は10月31日、11月1日に明治大学とのリーグ戦を戦い、連敗した。東大は、1回戦は終盤に粘りを見せるも敗れた。2回戦は打線が1安打に抑えられて敗戦。東大は今季9敗1分で最下位となった。
●1回戦(10月31日)
明大|111013200|9
東大|000000003|3
初回、先発の西山慧投手(理Ⅱ・2年)が先頭打者に四球を与えると、二盗、三盗を許し、適時打で先制点を奪われてしまう。以降は小刻みな継投に出るも、次第に点差を広げられていく。
打線は九回、3連続四球から犠飛で1点を返す。さらに二死一二塁から安田拓光選手(育・3年)と笠原健吾選手(文・4年)の適時打で2点を追加。続く早川怜志選手(薬・4年)も鋭い当たりを放つが、相手一塁手の好捕で試合終了となった。
●2回戦(11月1日)
東大|000000100|1
明大|00200011X|4
先発の井澤駿介投手(理Ⅱ・2年)は三回まで毎回2人以上の走者を出すなど不安定な立ち上がり。三回には二死からの連続適時打で先制を許してしまう。しかし中盤には好投も見せ、自身初の完投で今季を終えた。
打線は井澤投手の粘投に応えたいが、明大の先発投手を相手に手も足も出ない。七回には石元悠一選手(育・4年)がチーム初安打となる本塁打を放って意地を見せたが、結局安打はその1本のみ。6季ぶりの勝利はならず、連敗は56まで伸びた。