スポーツニュース

2017年4月16日

硬式野球 四回までに10失点で大敗 リリーフ宮台投手は5回2/3を自責点0の力投

 硬式野球部(東京六大学野球)は4月16日、慶應義塾大学との2回戦を戦い、2―11で大敗した。投手陣が四回までに10点を奪われるなど試合を作れず、打線も2点を上げるにとどまった。次は4月29・30日に早稲田大学と戦う。

 

慶大|023501000|11

東大|000200000|2

 

 東大先発の小林大雅投手(文Ⅱ・2年)は初回こそ三者凡退に抑えるが、二回に昨日も本塁打を放っている相手4番に初球をバックスクリーンへ運ばれ先制を許す。続く無死満塁のピンチは押し出しによる1点でしのぐが、三回も先頭から2者連続四球で走者をためると、相手5番の打球は左翼スタンドへ飛び込み3失点。その後、代わった投手も四回に2者連続押し出し四球などで5点を奪われ10点をリードされる。

 

 ここでマウンドには、昨日二回途中で無念の降板となった宮台康平投手(法・4年)が上がる。1死二塁のピンチを無失点で切り抜けると、その後も荒れ球で七つの四死球を出すなど制球に苦しんだが、5回2/3を1失点(自責点0)に抑えて次へつながる投球となった。

 

 昨日9安打で5点を上げるなど好調の打線は四回、2者連続四球で1死一二塁とすると楠田創選手(育・4年)が左中間を破る2点適時二塁打を放つ。さらに2死一三塁とするが、後続が倒れ追加点とはならない。その後も毎回走者を出しながらつながりに欠け、四回の2点止まり。試合を通じて連打は一度もなく、昨日2安打を放って打順を1番に上げた杉本幹太選手(農・3年)も今日は無安打に終わった。

 

四回、1死一二塁の場面で2点適時二塁打を放つ楠田選手(撮影・石井達也)

 

(文・関根隆朗)

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