全日本大学野球連盟は6月2日、日米大学野球選手権大会の候補39人を発表し、東大から宮台康平投手(法・3年)、田口耕蔵選手(育・3年)の2人が選出された。代表に入れば、東大では『NHKニュースウォッチ9』元キャスターの大越健介さん以来33年ぶりとなる。
宮台投手は今季、主に1回戦の先発として6試合に登板。初戦の早稲田大学戦では、サヨナラ負けを喫したものの東大新記録となる13奪三振をマークした。立教大学戦で東大の投手としては2005年以来の完封勝利を挙げるなど、安定した投球が光り今季2勝を達成。4試合で完投し、リーグ4位の防御率2.05、同5位の39奪三振を記録した。
田口選手は今季から一塁手の座を勝ち取ると、長打力を買われて主に4番・5番として出場。好機で勝負強さを発揮し、チームトップの9打点を挙げた。打率もリーグ10位の3割1分7厘をマークした。
日米大学野球選手権大会は7月12~17日に開催され、新潟県・東京都・静岡県の球場で合計5試合が行われる。代表候補に選出された選手は6月17~19日の選考合宿に参加し、最終的には24人が代表入りする。