硬式野球部(東京六大学野球)は12、13日に秋季リーグ開幕戦を早稲田大学と対戦。拙攻が目立ち、開幕カードを落とした。
●1回戦(12日)
東大|000000110|2
早大|00000031X|4
投手陣が六回まで早大を無安打に抑え、打線は初回から得点圏に走者を進めるなど序盤は東大が主導権を握る。七回、死球と犠打で2死一、二塁の好機を作ると、失策で先制。死球で満塁とするも追加点は奪えず。その裏、バント処理時の悪送球の間に追い付かれ、本塁打を浴びて逆転された。東大は八回に無死一、二塁、九回に2死満塁とするも追い付けなかった。
- 2回戦(13日)
早大|200000011|4
東大|000020000|2
東大は初回、先頭に三塁打を浴びて2点を失うが、その後は失点を許さない。五回から登板した白砂謙介投手(育・4年)は自らの本塁打で追い付き、七回まで投げて無失点に抑える。終盤、東大は外野守備の乱れで失点を重ねる。打線は七、八、九回いずれも2死一、二塁の好機を作ったが得点できなかった。
(文・写真 古川夏輝)