2020年度秋季学位記授与式・卒業式が9月18日、安田講堂で挙行された。本年度の4〜9月の大学院修了者は736人、学部卒業者は74人で、うち留学生は約7割の559人だった。
式典は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で規模を大幅に縮小し、25人の代表者のみの出席で開催。参加できない関係者のため、オンラインで同時配信も行った。
五神真東大総長は英語の告辞で、COVID-19対策に研究機関が全力を挙げて取り組んできた情勢を振り返り、今後ますます「知のプロフェッショナル」の重要性が増すと強調。COVID-19についてデマも含めた情報が飛び交ったことを受け、異なる意見・未知のものに耳を傾ける姿勢が知のプロフェッショナルとして大切だと説いた。
答辞は修了生総代のチョー・トゥー・モーさん(農学生命科学・博士)、卒業生総代のハン・リアさん(養・4年)が述べた。