2020年度秋季入学式が24日に安田講堂で挙行された。大学院には修士課程419人、博士課程334人、専門職学位課程65人の計818人が入学。教養学部PEAKには38人、理学系研究科・理学部のグローバルサイエンスコースには2人が入学した。
新型コロナウイルスの影響で、学生は4人の代表者のみが出席した。来場できない関係者向けには、式の映像が同時配信された。
五神真東大総長は英語の式辞で、本質的な問いや社会の課題を見極める「嗅覚」が未来を創造する能力だと指摘。ビッグデータや人工知能には委ねられないこの「嗅覚」を鍛えるために、未知と向き合い、人との出会いを大切にしてほしいと語り掛けた。
他、須田礼仁・東大情報理工学系研究科長も式辞を述べた。答辞は学際情報学府博士課程に入学した包雪楓さんと、教養学部に入学したカレン・ムラヤマ・アイザックスさんが述べた。