東大とPayPayは3月24日、赤門前で取材会を開き、「ひらけ!赤門プロジェクト」でオンライン決済アプリPayPayを通じた寄付が可能になったと発表した。
寄付用のQRコードは赤門横の東大コミュニケーションセンター(UTCC)に掲載する他、イベントに持ち出すことも想定している。管理の問題からオンライン上での寄付にはPayPayを利用しない。今後は赤門修繕プロジェクト以外でもPayPayの活用を検討している。
松田陽准教授(東大大学院人文社会系研究科)は「赤門を見て、素敵だなという感情そのままに、手軽に寄付していただけたら良い」と語った。

「ひらけ!赤門プロジェクト」には約5000万円が集まっている(4月現在)。目標金額は10億円。五月祭では東大LEGO部との合同企画を計画。寄付者特典の赤門レゴブロックキットを用いた東大150周年記念特別展示を行う。
今年の下半期からは赤門の耐震補強工事が始まる。工事期間は2年間の見込み。