アメリカンフットボール部(関東1部上位TOP8・Aブロック)は10月16日、桜美林大学とリーグ戦第4節を戦い、7ー21で敗れた。序盤から立て続けにタッチダウン(TD)を決められる苦しい展開となり、終盤には敵陣8ydに迫る追い上げを見せるも、パスが通らず試合終了。東大は1次リーグを2勝2敗で終え、2次リーグでの上位リーグ進出を決めた。(取材・川北祐梨子)
東 大|0 700|7
桜美林|14 007|21
第1クオーター(Q)、いきなりリターンTDを決められた東大。続く自陣25ydからの攻撃でもファンブルロスト(攻撃時にボールを落とし相手に奪われること)で攻撃権を奪われ、たちどころに二度目のTDを許してしまう。試合開始から3分半にして、スコアは0ー14となった。
第2Q、QB曽原健翔(工・3年)のランが光り、東大の追撃が始まる。ファーストダウンを更新した直後、曽原がリードブロッカーの巧みなブロックで相手のディフェンスをかわしながらエンドゾーンまで激走。47ydを走り抜け、TDを決めた。
第3Q、互いにファーストダウンを更新できず攻守が頻繁に切り替わる展開となるが、終盤は桜美林にじわじわと攻め込まれ、自陣10ydまで招き入れてしまう。
最終Qの初めにはこの日3本目のTDを決められ、得点は7―21となった。
試合終了間際、東大は再び曽原のランプレーで反撃を図る。タイムアウトで残り時間を節約しつつ、敵陣8ydまで前進。しかし最後はパスを通すことができず、試合終了を迎えた。
屋敷主将のコメント
・桜美林戦について
最初にポンポン点取られた後、気持ちを切らさずに戦えたことは良かったが、今までのちょっとした甘えが積もり積もった結果が出てしまった。
・2次リーグについて
どの舞台でもやることは変わりません。最初から最後まで自分のベストを尽くすのみです。1次リーグは不甲斐ない結果となりましたが、2次リーグも応援よろしくお願いいたします。
森HCのコメント
序盤は浮足立ち、緊張から固さがあった。オフェンスはミスが続いてしまったが、ディフェンスは頑張ったと思う。とにかく次の相手との試合に向け一戦一戦戦っていく。