アメリカンフットボール部(関東学生1部上位TOP8・Aブロック)は11月28日、順位決定戦をBブロック3位の早稲田大学と戦い、40ー7で敗北した。東大は相手に先制を許した後一時3点差に迫るも、全てのクオーター(Q)で得点を許して突き放され、6位でシーズンを終えた。
早大|10 7 10 13|40
東大|0 7 0 0|7
第1Qに10点を奪われた東大は第2Q、助川左門選手(法・4年)がインターセプトを決め、敵陣23ヤードから攻撃を開始する。相手の反則も絡んで一気に前進すると、クオーターバックのボストロム丞慈選手(法・4年)が自らの足でタッチダウン(TD)に成功。3点差に詰め寄った。
逆転を目指す東大は得点直後、相手の攻撃をフィールドゴールの失敗で切り抜けるも、直後の攻撃でボールをファンブルリカバーされ、そのままTDを許した。以後は立て続けに得点を許して突き放されていく。意地を見せたい第4Qには、相手に有利な位置で攻守交代するリスクを負う4th downギャンブルも含めて積極的にパスを選択するが、なかなか成功させられず、そのまま敗戦した。
今季は新型コロナウイルス感染拡大を受けた措置としてリーグを二つのブロックに分けて総当たり戦を実施。ブロックの順列が同じチームで順位決定戦を戦う方式が採用された。東大は今季がTOP8昇格2年目で、2年連続の6位となった。