アメリカンフットボール部(関東学生1部上位TOP8)は10月31日、リーグ戦第2戦を法政大学と戦い、34―0で敗北した。東大は攻撃を相手ディフェンス陣に阻まれ、主導権を握れぬまま完封負けした。
法大|710710|34
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開幕2連勝を目指す東大は最初の攻撃権更新直後にいきなりインターセプトを決められ、幸先の悪いスタート。インターセプト後の法大の攻撃は失敗に終わるも、第1クオーター(Q)終盤にはパスでつながれて先制のタッチダウン(TD)を許した。
その後も失点が続いた東大は第3Q終盤、クオーターバックのボストロム丞慈選手(法・4年)自らのランなどで立て続けに攻撃権更新に成功するが、またも法大がインターセプト。そのままランでTDを決められ、悪い流れを断ち切れない。終わってみれば6度のターンオーバー(攻撃途中の攻守交代)を決められるなど思うような攻撃を展開できず、TOP8昇格後初めてとなる完封負けを喫した。
東大は14日、リーグ戦第3戦を日本大学と戦う。今季は新型コロナウイルス感染症流行に伴い、TOP8の8チームが二つのブロックに分かれて総当たり戦を実施。総当たり戦の順位が同じ他ブロックのチームと順列決定戦を戦い、リーグ全体の順列を確定させる。東大は13日時点で1勝1敗。同じブロックで0勝2敗の中央大学には直接対決で勝利している。