アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグ上位TOP8)は5月26日、オープン戦第4戦を法政大学(同TOP8)と法政大学川崎総合グラウンドで戦い、0―33で敗北した。東大は昨季TOP8で3位となった強豪相手に得点を奪えず、2戦続けての大敗となった。第5戦は6月15日午前10時45分から、東京学芸大学(同2部リーグ)とアミノバイタルフィールドで戦う。
東 大|0 0 0 0|0
法政大|0 7 14 12|33
ここまでオープン戦3戦を戦い、初戦の帝京大学戦こそ勝利したものの、その後は格上相手に連敗を喫している東大。勝利へ向けて重要な序盤、第1クオーター(Q)は自陣深くまで攻め込まれる場面も見られたが、相手のミスにも助けられ、要所を締めて無失点で終える。
しかし第2Q序盤、相手の確実なランを前に陣地を奪われ、最後は守備陣の間をすり抜けられてタッチダウン(TD)での先制を許す。なんとか流れをつかみたい東大は、自陣4ヤードまで攻め込む相手を食い止めて得点を許さず、横川達月選手(育・3年)がインターセプトを決めるなど、要所にビッグプレーが生まれたものの、得点には結びつかない。
第3Qも攻守で上回る相手に優位に攻撃を進められ、TDで点差を広げられる。続く東大の攻撃は痛恨のインターセプトで終了、試合を通して守勢の展開を余儀なくされる。第4Qもセーフティなどで加点され、終わってみれば4つのTDを決められる完封負け。強豪相手に力の差を見せつけられる結果となった。
(吉良椋)