アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグ)は4月24日、オープン戦の初戦を学習院大学(関東学生2部リーグ)と本郷キャンパスの御殿下グラウンドで戦い、31―7で勝利した。東大は前半に3タッチダウン(TD)で付けた点差を守り切った。第2戦は5月5日午前11時30分から、1部下位リーグ所属の東大にとって格上となる1部上位リーグ所属の明治大学と、富士通スタジアム川崎で戦う。
東 大|7 14 10 0|31
学習院大|0 0 7 0|7
東大は最初の攻撃から学習院大を圧倒。ラン中心に止まらず攻め続け、最後は野金将行選手へのパスを決めてTDを奪う。第2クオーター(Q)には自陣5ヤード付近から始まった攻撃で、相手の反則も利用しながら次々と攻撃権を獲得。最後は石村崇選手が中央を突破して得点する。前半終了間際にも関野良樹選手がディフェンスを突破するとそのまま走り抜けてTDを決め、21点差を付ける。
しかし後半、学習院大の最初の攻撃シリーズで、タックルで攻撃を止めたと思いきや反則を取られて再び守備を余儀なくされる。すると相手ランニングバックに50以上ヤードを走られ、TDを決められる。選手を前半と大幅に入れ替えて臨んだ攻撃陣も、度重なる反則やファンブルなどのミスが相次ぎ、第4Qは無得点に終わった。
2年連続で主将を務めた神田淳希さんらが引退し、チームの変革が求められるアメフト部。1部リーグで戦うためには、ミスをなくして力を最大限発揮することが必要だ。
(文・竹内暉英)