アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグ)は10月3日、秋季リーグ第3節を立教大学とアミノバイタルフィールドで戦い、13―23で敗れた。東大は中盤の失点でリードされ、第4クオーター(Q)にタッチダウン(TD)を決めて追い上げるも及ばず、開幕2連勝同士の試合を落とした。
3点リードされた第2Q、団栗選手がTDを決め逆転に成功する(写真・矢野祐佳)
東大|0607|13
立大|3776|23
東大は立大の最初の攻撃でフィールドゴール(FG)により先制される。しかし続く東大の最初の攻撃、ランで前進すると団栗和希選手(育・4年)がパスを受けてTDを決め、逆転に成功。追加点を奪いたい場面だが攻撃が淡泊になり苦戦し、流れは立大に。立大の好リターンで自陣42ヤードからの守備になると、再逆転のTDを許す。
後半最初の攻撃でも立大の守りを崩せない。すると立大にランとパスで攻め込まれ、再びTDを決められる。その後も追加点を許し、立大のリードは17点に。後がない東大はパスとランで前進すると、関野良樹選手(農・3年)がTDを決め追い上げる。
しかし東大の反撃もここまで。インターセプトを許すなど拙攻が響き、今季初黒星を喫した。
(文・関根隆朗)
この記事は、2015年10月13日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。