アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグ)は2日、秋季リーグ戦第5節を横浜国立大学とアミノバイタルフィールドで戦い、14―15で逆転負けした。試合時間残り38秒に、タッチダウン(TD)を献上。試合前に2位で並んでいた横国大に敗れ、1部上位リーグ「TOP8」昇格が厳しい状況に追い込まれた。
東 大 0707 | 14
横国大 7008 | 15
2位までが出場できる入れ替え戦に向け、勝利が求められた一戦。しかし序盤、東大は苦戦を強いられる。最初の攻撃でフィールドゴールを失敗すると、続く守備では反則を犯し、流れは横国大に。最後はロングパスで先制を許した。
中盤逆転するも、接戦を逃す
東大は失点以降、パスを中心に攻撃を組み立てる。第2Q終了間際、左サイドへパスを3本連続で成功。最後のパスを受けた岸本容司郎選手(文Ⅰ・2年)がTDし、同点に追い付いた。
勢いに乗った東大は第4Q開始直後、北岡幹雄選手(農・3年)が左サイドから一気に約50ヤード前進。続くプレーで岸本選手がパスを受け、TDで勝ち越した。
しかし試合時間残り6分、ボールを前に蹴り出すパントの失敗で流れが一転。横国大のランを止められずに前進され、残り38秒にパスでTDを許し1点差に。トライフォーポイントで横国大が2点獲得を目指し右サイドへのパスを選択すると、このパスが通り14―15、逆転された。
東大は11日時点で4位タイに後退。神奈川大学との第6節は東大の不戦勝で、東大は最終節の専修大学戦を残すのみとなった。
この記事は、2014年11月11日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。