2014年度秋季入学式が挙行される10月7日が、総合文化研究科・教養学部で授業休止日に指定された。例年、春季入学式当日は授業休止日になっているが、秋季入学式当日は本年度に授業休止日に指定された。背景には、秋季入学を以前より重要視する考えがある。
今回の決定に関して、本部広報課は「昨年度以前よりも秋季入学にきちんと対応することにしたため、前期教養課程の授業を休止することとした。前期教養課程と合併の授業があるため、教養学部後期課程についても授業休止の措置を取ることとした」と説明。総合文化研究科に関しても、「これまでも秋季入学者がいたため、本来であれば早くに授業休止の措置を取るべきだったが、実現していなかったので、この機会に休止することとした」との回答を得た。
秋季入学式には秋季から東大に入学する、大学院生や、英語で単位を取得できるPEAKコースの学生などが参加する。2013年度は10月4日に開かれ、式は英語で進行。13年度は留学生が全体の70%を占めた。本部広報課によると現在のところ、来年度以降も秋季入学式当日を授業休止日に指定するかは未定だという。
(2014年4月15日号より。新聞の購読については、こちら)