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2020年10月4日

新第2体育館がお披露目 駒場Ⅰキャンパス 五神総長ら出席

テープカットを行う五神真総長(右から2番目)ら(撮影・中野快紀)

 

 駒場Ⅰキャンパスの新第2体育館で9月9日、同体育館の竣工記念式典が開催された。五神真東大総長や太田邦史東大総合文化研究科・教養学部長らが出席した。新第2体育館は地上2階建ての鉄筋コンクリート、鉄骨造で面積は3484平方メートル。旧第2体育館の跡地とその南部に建設された。1階にはトレーニングエリアと多目的エリア、2階にはアリーナを備える。旧第2体育館にはなかった設備としてエレベーター、多目的トイレ、多目的シャワー室などが設置された。加えて空調も導入されている。

 

旧第2体育館の跡地に建てられた新第2体育館(撮影・中野快紀)
1階のトレーニング室(撮影・中野快紀)

 

 新第2体育館は、老朽化した旧第2体育館などを解体して新たに国費で体育館を建設する「駒場コモンズ計画」の一環として建設されたもの。当初は2018年12月に起工し、19年12月に竣工する予定だった。しかし地盤改良工事の掘削時にコンクリートなどの地中埋設物が発見され、産業廃棄物として処理が必要となったため工事に遅れが生じたという。本紙の取材によると、竣工は今年4月30日まで遅れた。

 

 駒場コモンズ計画については、18年1月時点でスポーツ先端科学研究拠点・第1体育館の補完施設や、収益施設「共同ラボ」の建設計画についても取り沙汰されていたが、現在の進展は不明だ。


この記事は2020年9月22日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。

 

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