東大は11日、2020年度推薦入試では100人程度の募集人員に対し出願書類の受取通数は173人だったと発表した。19年度最終出願者数に比べ12人減少し、推薦入試制度を初めて導入した16年度や17年度に並び過去最低だ。
出願したのは147校、うち初出願は38校。出願者を出身地域別に見ると、関東の出身が74人だった。出願者のうち女子は75人で全体の43.4%だった。
16年度以来工学部の出願者数が初めて50人を超えた一方、法学部の出願者数は初めて20人を下回った。
同日、20年度一般入試から、理科Ⅲ類の募集人員が97人から95人になることも発表された。文部科学省に申請していた定員2人増の期限が切れたため。ただし、文科省が期限を延長すれば、97人のままとなる。
この記事は2019年11月19日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を公開しています。
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