〜五感で楽しめ〜 編集部が選んだおすすめ企画
500に上る企画が行われる駒場祭。どれも魅力的で目移りしてしまう読者も多いだろう。そこで、編集部員が選んだ、多種多様な興味をそそられる企画を紹介する。色とりどりの企画に胸をときめかせてみてはいかがだろうか。(写真は各企画提供)
北海道フェア@東大
東大道民会
@900番教室東B3
全日全時間帯
被災地に思いはせ 本場の味に舌鼓
がっつりした食事がしたくなったらジンギスカンはいかが。道民会による「北海道フェア@東大」では北海道で加工された肉を使った本格ジンギスカンを堪能できる。
昨年9月の北海道胆振東部地震で被害を受けた、道南・厚真町の精肉店から肉を取り寄せる。「本場の味を東京の人に知ってもらって被災地の人を勇気付け、地域振興に貢献したいですね」と駒場祭担当者の菅沼秀蔵さん(文Ⅲ・2年)。昨年は募金活動という形で被災地支援を行った。「今年は募金活動は行いませんが、影ながら被災地を応援したい、と考えています」
「北海道フェア」という企画名の通り、ジンギスカンの他、とうきび茶や炭酸飲料ガラナなど北海道名産の飲み物も販売。このように「北海道」を前面に打ち出すことに加え「良心的な価格もモットーなのでジンギスカンのお値段はお得にする予定です(笑)」。
道民会は去年の夏にできたばかりの新しい団体。北海道出身者を集め、手探りで活動を始めたが、既にメンバーは90人を超える。普段は他のサークルの活動で忙しいメンバーが多いため、駒場祭や五月祭が主要な活動の場だ。昨年の駒場祭ではほたてバター醤油焼きを、今年の五月祭ではジンギスカンを販売し、いずれも好評を博した。その波に乗り、今年の駒場祭への気合も十分だ。「五月祭より良い肉を使ってパワーアップしています」
「ジンギスカンは好き嫌いの分かれる食べ物かもしれませんが、うちの肉はあまりクセのない絶品のロースジンギスカンなので、苦手な方もチャレンジしてほしいですね」。模擬店だからとなめてはいけない。本場のジンギスカンをご賞味あれ。
この記事は2019年11月12日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を公開しています。
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