理論派芸術家
東大の男声合唱団コールアカデミーなど複数の学生合唱団に所属し指揮者を務める。中1から校内合唱コンクールや式典で指揮をするなど指揮者歴は長い。「歌い手を邪魔しない指揮を心掛け指揮法を勉強しています」。リーダーシップを取るいろいろな場面で重要な心構えだという。
合唱のみならず芸術に関心があり、高校では合唱部の他に文芸部にも所属し詩や小説を執筆。今は自転車で東京の美術館を巡ることが趣味だ。
大学では建築学科で学ぶ。読書量で他大生に負けてはいけないと建築や音楽の分野を中心に渉猟し、今は隈研吾の著書に熱中。「挑戦的な建築だからこそ議論を呼ぶのが面白いです」
夢は音響に優れたホールを建て仲間たちとそこで演奏すること。「話すと長くなってしまいますが……」と遠慮しつつ好きな分野に目を輝かせながら語る姿がすてきです。
この記事は2019年10月29日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を公開しています。
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