アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグ)は10月31日、秋季リーグ第5節を帝京大学とアミノバイタルフィールドで戦い、終盤にミスから逆転され8―10で敗れた。1部下位リーグ「BIG8」所属の東大は11月1日終了時点で2勝3敗、勝ち点6の4位タイとなり、残り2試合に全勝しても立教大学、帝京大を上回ることができなくなったため、上位2チームが出場できる1部上位リーグ「TOP8」との入れ替え戦進出がなくなった。5位以下なら2部との入れ替え戦に臨むことになるが、東大は残り2試合に勝利して4勝3敗とすれば4位以上が確定する。
東 大|0080|8
帝京大|0307|10
東大は3点を追う第3Q(クオーター)に関野良樹選手(農・3年)のタッチダウン(TD)で逆転。しかし5点リードの第4Q、帝京大の攻撃を止めたと思いきやキックを拾った選手がボールをこぼし、再び守備に回る。ここで相手が落としたボールを奪い攻守交代するが、前進できずゴールまで29ヤードで攻撃権を渡すと、ロングパスを通され逆転を許す。後がない東大は最後の攻撃でパスを投げ続けるも、3度のタックルを食らって時間切れとなり手痛い3敗目を喫した。