硬式野球部(東京六大学野球)は10日、明治大学との1回戦を戦い、1-2で敗れた。東大は初回に本塁打で先制するも、その後得点できず逆転負けを喫した。
東大|100000000|1
明大|00010010X|2
東大は初回、2死から山田大成選手(文Ⅲ・2年)がライトスタンドに本塁打を放ち先制。先発の宮台康平投手(文Ⅰ・2年)は三回まで無失点に抑えるが、四回に内野安打と四球に失策が絡み無死満塁とされると、併殺の間に1点を失い追い付かれる。その後も制球に苦しみ計7四球を与えながら、粘って6回1失点(自責点0)でマウンドを降りる。同点で迎えた七回、代わった柴田叡宙投手(理Ⅰ・2年)が先頭の高山俊選手に三塁打を浴びると、1死一三塁から犠飛で失点。これが決勝点となり、東大は1点差で惜敗した。なお、高山選手はこの一本がリーグ通算128本目の安打となり、東京六大学野球の通算安打数の新記録を達成した。
(文・竹内暉英)