硬式野球部(東京六大学野球)は12日、明治大学との2回戦を戦い、0-2で敗れた。東大は初回に無安打で失点すると、打線がつながりに欠け無得点に封じ込まれた。東大は4カードを終えて1勝8敗の勝ち点0で、24日からの立教大学戦が今季最終節となる。12日時点で立大も勝ち点を挙げていないため、13日に立大が敗れた場合、東大は24日からの試合の結果次第では36季ぶりに5位に浮上する可能性がある。
明大|100100000|2
東大|000000000|0
先発の山本俊投手(工・3年)は立ち上がり、1死から3者連続で四球を与えると、犠飛で先制を許す。東大は二回から継投に入り、四回に1点を失うもその後は無失点に抑える。打線は八回裏、2死から2四球で一二塁の好機を作るが、10日に本塁打を放った山田大成選手(文Ⅲ・2年)がセカンドゴロに倒れ攻守交代。九回にも無死からの走者を得点に結び付けられず、零封負けを喫した。
(文・竹内暉英)