2015年度秋季学位記授与式・卒業式が9月25日、14年12月に改修工事を終えた安田講堂で3年ぶりに開催された。本年度4~9月の大学院修了生は536人、学部卒業生は40人だった。
修了生に学位記を授与する五神総長(撮影・矢野祐佳)
五神真総長は告辞で、資源の枯渇など人類が直面する世界的な問題に取り組むには世界中の人と協力する必要があると主張。出身地など背景が異なる人とのつながりを得た修了生・卒業生は今後も「知のプロフェッショナル」として文化などの違いを尊重する共同体を作ることができると激励した。
答辞を読んだのは金子悦治さん(新領域・博士修了)。友人・教員といった在学中に関わった人への感謝を述べた。式当日は雨天にもかかわらず、修了生・卒業生らは安田講堂の前で写真を撮り修了・卒業の喜びを分かち合っていた。
この記事は、2015年10月6日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。